人口減や少子高齢化の影響を受け、 支給年齢の引き上げや支給額の減額が度々囁かれています。私たちが老後を迎える時、年金が減額される事なく、支払った分の年金が満額が支給されたとしても、その時に物価が上がっていれば、支給されるお金の価値は実質目減りする事となります。
年金が信用できないので、老後のために貯蓄をしたり、個人年金に加入される方も多いですが、物価が上がり続けた場合、いざ老後となった時にもらえるお金の価値が目減りしているのは年金と一緒です。 現金資産や、受け取る額が決まっている年金・個人年金は、物価上昇の影響を直接受けてしまいます。
皆様もご存知の通り、銀行へ預貯金をして資金を寝かせているだけでは、利息もほとんど付かず資産は増えません。さらに、利息が付かないだけならまだしも、預貯金で資産を持っている以上は、上でご紹介したように物価上昇やインフレの影響を直接受けてしまう事は避けられません。
5年10年先も資産の価値を保つ、または少しでも増やすためには、現金の資産を寝かすのではなく、堅実な活用をして、将来に備える事が必要になるのです。
ここでポイントになるのが、資金の活用方法は数々あれど出来るだけ「堅実」な方法を選ぶべきという事です。資産の価値を保全したり長期的に増やす事が目的ですから、一攫千金の投機である必要はなく、地に足をつけ、長く価値を生み出せる方法を選ぶのが資産形成のセオリーです。